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物流用プリンター

  物流では 物流センター内の作業や 荷受け等の効率化の為、バーコードが しばしば用いられ、その印字用に

  ラベルプリンターが利用されます。ラベルプリンターとしては、下記の様な物が使用されています。

 

@ OA用プリンターの流用

    伝票や 集計票打出しに使われる事務用プリンターに、バーコードジェネレーターソフトを利用して バーコードを

    プリント。

 

A 感熱式ラベルプリンター

    感熱紙ラベルを用い、印字ヘッドの熱で ラベルに印字する。

 

B 熱転写式ラベルプリンター

    ラベルには一般紙を用い、印字ヘッドの熱で インクリボン上に塗布された塗料を溶か し、ラベル上に印字内容を

    転写する。 構造的には、感熱紙プリンターと まったく同一。

 

C トナー式ラベルプリンター

    電子写真方式で感光ドラム上の画像にトナーを移し、一般紙に転写、融着させる。

 

D インクジェット式プリンター

    パソコン用のインクジェットプリンター等と同一形式で ジェットノズルからインクを噴出させ ラベル、ダンボール、

    商品そのもの等に印字するが,パーソナルユースと異なり、耐久性は高いがドット密度は粗い物が多い。  

E 機械式プリンター(活字を利用)

    印刷機の一種で、活字に印刷インクを載せ、ラベルに転写する。

    簡単なシーケンスナンバー等を印字出来る物もある。

 

方式毎の特徴

   ラベルコスト

     感熱紙は 一般紙の上層に感熱層をコーティングして作られます。従って、一般紙よりは ラベルコストが高く

     なります。又 ラベル間の境界判別(次ラベルの頭出し)は 光学センサーや ミシン穴等を使って 読取りますが、

     現在のセンサー感度では ラベルの載っている部分とセパレーターのみの 部分の光透過度で十分判定出来ますが、

     裏面のマークでしか読めないタイプの原始的なプリンターでは ラベル裏面印刷コストが余分に発生します。

        *ラベル発注には要注意!

     印刷一般に 発注ロット、原紙からの取都合、色数、 印刷機形式、抜歯形式、等の要素で 印刷工場の原価は

     大きく異なります。 従って、ユーザー毎のラベル購入コストは千差万別です。 最も コストの下がる発注形態を

     検討しましょう。   (ラベル発注のページを参照) 

   マシン単価

     感熱プリンター、熱転写プリンターは その他のプリンターより構造上 製造コストが低く 済みます。

     トナー式プリンターは高価ですが、大量印字の場合は検討する価値があります。

    ランニングコスト

     感熱プリンターの場合は 感熱ラベルのコストと 事実上消耗部品である 印字ヘッドの コストが重要です。

     熱転写プリンターの場合は 転写リボンのコストと印字ヘッドコストが重要です。

     転写リボンについては 複数回使用可能なリボンもありますが、ラベルデザイン、 印字密度により その有効性

     はマチマチです。

     トナータイプでは トナー及び感光体ドラム、現像器、定着器のコスト、

     インクジェットタイプでは、インクコストが重要です。

     いずれにせよ 毎日 大量に発行されるバーコードラベルです。

     ランニングコストには  十分留意して下さい。

   印字品質

     プリンターの印字品質は dpi (ドット パー インチ)で表現されます。 

     1インチあたり 何ドットで印字されているかで表現されます。最近の パソコン用プリンターに比べると1桁以上

     低い数値ですが、 ラベルにバーコードを印字する上では特に問題ではありません。

     むしろ 印字濃度と バーコードスキャナーとの相性に注意下さい。

     2次元バーコード等を多用するとかでない限り、dpi値の大小より このチェックが重要です。

                                                             文責 齋藤陽一郎