|
|
|
|
|
|
|
|
![]() ラベルプリンターは物流現場でよく利用されますが、毎日 大量に使用される割に プリンターや そのソフト代金ほど注目されないのが ラベルのコストですが 実はその方がはるかに大きな 金額なのです。 「印刷屋」の立場から コストの安くなる 発注方法を提案します。 ラベルのコスト構成 一般に印刷物の原価は 次のコスト要素で成立ちます。 製版代、抜き歯代、版下等のイニシャルコスト 原紙代 インク代等の消耗品コスト 人件費 検査費用 荷造り運賃 営業経費 印刷機等の減価償却費 その他経費 従って これらの各項目が安くなる様な発注の仕方をすれば仕入単価も 当然引き下げられるはずです。 原価費目毎の低減策 原紙代 用紙に使用上差し支えない範囲で極力安い紙を指定するのは当然ですが、むしろ発注ロットが 決め手となります。 印刷機は 刷り出し時に 位置の検討合わせ、色合わせ等で各印刷機種固有のロスが不可避です。 一般に 高速印刷機、多色印刷機ほど 機械長も長く 印刷条件出しにも大量の原紙ロスが発生します。 従って、仕入業者の保有する印刷機が 高速タイプ、多色タイプであれば発注ロットは 極力 まとめた方が、コストが急減します。 インク等の消耗品コストも同様に 一回の印刷ロットに左右されます。 (1回の引取り数を如何ほどにするかは、交渉次第) 逆に 小型機を主力とする業者は ロットの増大によるコスト減はそれほどでも有りませんし、 ロット増によるランニングコスト減も大型機ほどではありません。 人件費 印刷現場の実稼動時間は、大量印刷でない場合は 驚く程 低いものです。 版替え、インク替え、抜き歯のセット、見当合わせ等の予備作業にかなりの時間が費やされます。 減価償却費 多色印刷機、高速印刷機は 当然高価です。 印刷業では 自社の受注形態により、得意なロットに合わせた印刷機を 主力として設置します。 自社設備に合わない印刷物は外注します。 従って、大手印刷業者が 最も低コストでは有りません。 使用するラベルに最も適合した印刷業者を選択しましょう。 印刷色数 一般消費者を対象とするラベルで無い限り、多色刷りは無意味です。 判別の必要が有れば、印刷インク色で行いましょう。 ラベルの頭出し プリンターでは ラベル間の境界判別(次ラベルの頭出し)は 光学センサーやミシン穴等を使って 読取りますが、現在のセンサー感度では ラベルの載っている部分とセパレーターのみの部分の 光透過度の差で判定します。 裏面のマーク(一般には黒色)でしか読めない(保障しない)タイプの原始的なプリンターも有りますが、 ラベル裏面印刷コストは印刷機の原価又は印刷工数に大きく影響します。 原紙からの取都合 原紙の巾は 製紙工場と粘着加工工場の機械幅に依存します。巾方向のロスは 原紙コストに直結します。 特殊なサイズのラベルは この点に注意して決定して下さい。 いずれにせよ 毎日 大量に発行されるバーコードラベルです。 ランニングコストには 十分留意して発注して下さい。
文責 齋藤陽一郎 |