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センター集約

 

  現在 多くの企業において 分散していた物流センターが統合され巨大な統合センターが

 構築されています。

 

 これは なぜでしょうか?

 ごく単純に考えると 物流を集中する事には いくつかの危険性が有ります。

   @       分散したセンターから出荷する場合に比べ 配送先までの距離が増え 運賃が上がる

   A       巨大化したセンターは 作業者の動線が長くなり 生産性が低下する

   B       天災地変などのリスクが集中する

 

  それにもかかわらず 物流の教科書では 拠点数を減少すべしと説かれ、いろいろな論文でも 

  天災リスクを極力回避する事は必要だが 物流拠点は下記の論拠で集約化せよと説かれています。

 根拠

 @       総在庫数量・金額

   各センターで共通に取り扱うアイテムについては 分散した場合は それぞれで安全在庫と調達

   リードタイムを加えた数量を保持しなければ欠品が発生する。

   少数顧客への出荷実績から拠点ごとに計算される安全在庫合計値は 理論上 

   全体出荷量の実績値から計算される安全在庫より 多くなる

   とりわけ 日々の出荷数量合計が ケース(又は 最小発注単位数)に満たないC級商品について

   は 各拠点ごとに過大な在庫を抱える必要が出て トータル在庫数量(金額)が異常に高くなる

その結果

A在庫金利・管理コストを 低減できない

B在庫スペースコストが 上昇する

 A       事務処理人件費・コスト

   発注・入荷管理・買掛管理・支払い処理などの事務量は 数量によって変化するのではなく 

   トランザクション(伝票の行数)に比例する。

 

 

 B       平方根の法則

    

   同一アイテムを複数拠点で在庫した場合、総在庫量は拠点数比の平方根倍になるという説が

   有ります。

                                  

                                     文責 齋藤陽一郎